私自身、自動車を運転するのもイジルのも好きなので、そんなに好きなら自動車整備士になろう!!
ということで、二級ガソリン自動車整備士の資格を取得しました。
一言で自動車整備士と言っても、どんな種類があるのか?
そして、資格を取得するまで色んな道のりを経て取得することができるので、自動車整備士の資格の種類と取得に掛かる年数を整理しました。
両者を知る事で、人生設計をすることができると思いますので、自動車整備士を目指されている方は是非参考にしてください!
整備士になるマイルストーンを立てらえるよ!
自動車整備士の資格の種類
自動車整備士と言っても色んな種類の資格があるので、まずは種類を改正します。
一級自動車整備士
一級自動車整備士には、”二級自動車整備士より高度な自動車の整備ができること。” が求められます。
二級自動車整備士
二級自動車整備士には、”自動車の一般的な整備ができること。” が求められます。
三級自動車整備士
三級自動車整備士には、”自動車各装置の基本的な整備ができること。” が求められます。
特殊整備士
特殊整備士には、”各々の分野について専門的な知識・技能を有すること。” が求められます。
自動車整備士になるまで
自動車整備士の資格を取得するには、国土交通省が実施している自動車整備士の技能検定試験を受験して合格しなければなりません。
自動車整備士を養成する専門学校などに通い、所定の課程を修了すると、修了した課程に対する実技試験が免除されます。図で解説すると下図の様になります。
技能検定試験(検定試験)
技能検定試験(検定試験)は、国土交通省が実施している技能検定試験のことを指します。
※国土交通省のホームページはこちら
自動車整備技能登録試験(登録試験)
自動車整備技能登録試験は、日本自動車整備振興会連合会(略称:日整連)が実施する一級、二級、三級及び特殊整備士の試験(学科及び実技)のことを指します。この試験に合格すると、それに対応する国土交通省の実施する検定試験が免除されます。
※日整連のホームページHPはこちら
実技試験は、合格した学科試験と同一種類の資格を受験することができます。
学科試験に合格したら、同一種類の実技試験を受験できるんだ!
養成施設
養成施設とは、整備の実務経験がない人、または実務経験がある人を対象として、国土交通大臣の指定を受けて養成する施設のことです。
この養成施設の所定を修了すると、修了した課程に対する実技試験が免除(修了後2年間)されます。
ここでお伝えしたいことは、”整備士の資格を取得する道は、専門学校に通うだけではない!”ってことです。
確実に資格を取得したい方は、一種養成施設に入所して時間をかけて勉強した方がよいかもしれませんが、二種養成施設終了後に受験する方法もあります!
一種養成施設
整備専門学校、高等学校又は職業能力開発校等をいいます。各課程の教育時間と養成期間は下表の様に設定されています。
一級課程(二ガ、二ジ両取得者)及び二級課程 | 三級課程 | |||
教育時間 | 養成期間 | 教育時間 | 養成期間 | |
一種養成施設 | 1800時間 | 2年以上 | 900時間 | 1年以上 |
二種養成施設
各都道府県の自動車整備振興会技術講習所をいいます。各課程の教育時間と養成期間は下表の様に設定されています。
一級課程(二ガ、二ジ両取得者) | 二級課程及び三級課程 | |||
教育時間 | 養成期間 | 教育時間 | 養成期間 | |
二種養成施設 | 135時間(実行170時間)以上 | 1年を超えない範囲 | 90時間以上(実行110時間程度) | 6ヶ月を超えない範囲 |
整備士の資格を取得する方法は、専門学校に通うだけではないんだ!
資格取得の道のり(学科試験の受験)
各種の学科試験を受験できるまでの年数をまとめました。専門学校等に通わない場合は、実務経験が必要になってきます。
一級、二級、三級の場合
特殊(タイヤ、電装、車体)の場合
実務経験と受験資格の関係
無資格から二種養成施設などを経て資格を取得するには、実務経験が必要です。ここでは、各資格を受験できるまでの実務経験年数をまとめました。
一級、二級、三級の場合
特殊(タイヤ、電装、車体)の場合
最後に
私自身、自動車整備士の資格を得るためには、専門学校などに通うしか道が無いと思っていました。
しかし、実際は無資格でも実務経験を重ねたり、二種養成施設に通うことで自動車整備士の資格を得ることができます。
ご自身の今の状況を踏まえ、今後のライフプランを立ててはいかがですか?諦めずに自動車整備士を目指しませんか!!
最後まで諦めない!
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