【維持費】車を買う前に納得しよう！車に掛かる費用を徹底解説！

今まで車を所有した経験がある方は、車を維持するために掛かる費用を経験的に分かると思います。

でも、初めて車の購入を検討している方は車を維持するための費用が分からず、不安ではありませんか？

また、車種毎に色んな場面で掛かる費用が異なってきますので、乗り換えを考えている方もこれから掛かる費用の違いを知りたいのではと思います。

車に関する費用を徹底解説しますので、そんな方々に参考にしていただけばと思います！

車に掛かる費用を徹底解説

車を維持するために掛かる費用としては、年間に掛かる費用と定期的に掛かる費用に分類されます。

それぞれ解説していいきます。

年間に車に掛かる費用の一覧

まず、車を維持するために年間で必要になる費用の項目は、以下の通りです。

軽自動車税と自動車税

自動車税は、毎年5月の上旬に所属の陸運局から振り込み用紙が郵送されてきます。

これは、同年3月31日時点の車両の名義人宛に郵送されます。

※過剰に納税しないために、もし車両の売却を考えている方は、3月31日までに名義変更を完了しましょう。

下記が、軽自動車税と自動車税の税額表です。

総排気量	現行の税額	平成27年4月1日以後に 新規取得された車両	初回新規登録から 13年を経過した車両
軽自動車［四輪以上］自家用乗用	7,200円	10,800円	12,900円
軽自動車［四輪以上］営業用乗用	5,500円	6,900円	8,200円
軽自動車［四輪以上］自家用貨物	4,000円	5,000円	6,000円
軽自動車［四輪以上］営業用貨物	3,000円	3,800円	4,500円

総排気量	営業用	自家用 令和元年9月30日以前に 初回新規登録	自家用 令和元年10月1日以降に 初回新規登録
軽自動車	—	10,800円	10,800円
0.66ℓ超～1.0ℓ以下	7,500円	29,500円	25,000円
1.0ℓ越～1.5ℓ以下	8,500円	34,500円	30,500円
1.5ℓ越～2.0ℓ以下	9,500円	39,500円	36,000円
2.0ℓ越～2.5ℓ以下	13,800円	45,000円	43,500円
2.5ℓ越～3.0ℓ以下	15,700円	51,000円	50,000円
3.0ℓ越～3.5ℓ以下	17,900円	58,000円	57,000円
3.5ℓ越～4.0ℓ以下	20,500円	66,500円	65,500円
4.0ℓ越～4.5ℓ以下	23,600円	76,500円	75,500円
4.5越～6.0ℓ以下	27,200円	88,000円	87,000円
6.0ℓ越～	40,700円	111,000円	110,000円
電気自動車	7,500円	29,500円	25,000円

保険

用途や排気量によって変わってくる金額としては、保険も該当します。

これは、車種によっても違いますし、保険の内容、お世話になる保険会社によっても違います。

保険各社で金額はまちまちなので、数社から相見積もりを取って比較した方がよいですね！

ガソリン代

車種によって変わってくるのには、ガソリン代もあります。

車両を購入する前なら、自動車メーカ各社のHPで燃費を調べることができます。

燃費がわかれば、走行距離によって必要なガソリン代を算出することができます。

一例を挙げて計算してみます。

①．ガソリン車の場合

　　ガソリン代 ＝ 満タン[L]×燃費[km/L]×ガソリン価格[円/L] ＝ 65×8×160 ＝ 10,400[円]

②．電気自動車の場合

　　電気代 ＝ フル充電[kWh]×電費[km/kWh]×電力単価[円/kWh] ＝ 50×6.5×24 ＝ 1,200[円]

定期的に車に掛かる費用の一覧

定期的に掛かる費用としては、車の状態をチェックする点検があります。

点検と聞くと車検を連想するかもしれませんが、それだけではありません。

自家用車の場合は1年毎に行う12か月点検、2年毎に行う24か月点検という法定点検が、道路運送車両法で明記されており義務化されています。

12か月点検（法定点検）

12か月点検は、24か月点検に比べ点検項目が少なく、26項目となります。

義務化されていますが、車検の様にこの点検をしないことによってペナルティを受ける機会が殆どないので、忘れがちです。

定期的に点検することで、不慮の故障などを最小限に抑える事ができますので、しっかりと定期的に受けるようにしましょう！

下表は、12か月点検費用の相場です。参考にしてみてください。

総排気量	金額
軽自動車	9,000円～12,000円位
1,500ccまで	10,000円～16,000円位
2,000ccまで	11,000円～18,000円位
2,000cc以上	12,000円～20,000円位
2,500cc以上	13,000円～22,000円位

24か月点検（法定点検）

24か月点検は56項目と項目数が多いので、一般的に12か月点検より金額が高くなります。

期間は24か月なので、ちょうど車検と同じタイミングで訪れます。

車検を業者に依頼する時は、24か月点検費用も含まれた形で請求されます。高い車検費用を請求されるなぁーと思ったら、24か月点検の費用も含まれているかもしれませんので明細を確認してみてください。

車検

車検は、有効期間が2年間で期限が切れる前に検査を受けて合格しなければいけません。検査に合格すると検査済証が交付され、継続して車に乗ることが出来ます。

車検が有効な車両にのみ、保険が加入できたり、万が一不慮の事故にあった時に保険を利用することができます。

なので、有効期限内にしっかり車検を受けるようにしましょう！

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まとめ

車の維持費ついて纏めてみましたが、いかがでしたか？車に掛かる費用のイメージをもってもらえましたか？

日本の場合は、総排気量に沿って納税額が定められているので、低排気量車の方が費用を抑えられる傾向にあります。

昨今の地球温暖化対策などで、自動車メーカー側も『ダウンサイジングターボ』の様に低排気量車で高出力を発揮する車も出てきているので、そういった車種は納税額も少なくてすみます。

車選びはワクワクして本当に楽しいですよね！自分の好みにあった車に是非乗ってほしいです！