現在、大半の料金所にETCレーンが設置されていて、ETC車載器を搭載していると料金所で立ち止まる必要がないので大変便利ですね。
そんな便利なETCですが、従来Ver.のETC車載器が2022年12月から順次の料金所で使えなくなってしまうのです!
これからETCの購入を考えている方にETC導入の流れを解説して、既にETCを使っているユーザーさんには対処法をお伝えします!
従来Ver.のETC車載器が使えなくなるけど、対処法があるから大丈夫!
ETCとは
一昔前まで、高速道路の料金を支払うには料金所で立ち止まって窓口の方にお金を手渡す必要がありましたね。
大型連休などのレジャーシーズン、スキー場や海水浴場付近の料金所では大渋滞していました。そんな渋滞を緩和する処置として登場したのがETCです。
ETC車載器を車両に搭載することで無人のETCレーンを通過することができるので、料金所で停車しなくてよいので、大変便利になりましたね!
ETCを使うには
ETCを利用するには、単にETC車載器を車両に取り付けるだけはダメです。
ETCカードを申し込む
ETCカードは色んなクレジット会社で申し込むことができるので、集めているポイント等に応じて選んでよいと思います。年会費無料のカードもあるので、サービスはよく調べるようにしましょう。
申し込んでから手元に届くまでに数日掛かるのが一般的なので、車載器を購入する前にETCカードを申し込んでおくことをお勧めします。
ETC車載器を購入する
ETC車載器は従来のVer.とVer2.0があり、アンテナのタイプで2つに分かれます。
私が購入した時は、 Ver2.0の方が1,000円~\2,000円ほど値段が高かったのです。また、アンテナが一体のタイプと別体のモノがあるので、本体を設置する場所に応じて選ぶとよいと思います。
ポイントは、ETC車載器のVer.を注意すること!
ETC車載器を取り付ける
私は何度か自分で取り付けたことがありますが、自信が無かったり手間を感じる場合はお店にお願いしましょう!
取説に配線図が書いてあるので比較的容易に配線の接続は可能だと思います。しかし、アンテナ別体型だとアンテナはダッシュボード上に置いて本体をインパネに収めるケースが多いと思うので、配線を通す作業に苦労するかもしれませんね。
セットアップする
車載器番号と車両ナンバーを登録する作業ですが、これは自分ではできないのでお店にお願いです。費用は通常3,000円位のはずです。
以上で、ETCが使えるようになります!
今までのETCが使えなくなる!?
今までのETCが使えなくなるのですが、それを聞いたら、いつからか?どうしたらよいのか?って思いますよね。次で解説します。
いつから従来Ver.のETCが使えなくなるか
ETCのVer.には、ETCが導入された2003年からの従来Ver.とその後に導入されたVer2.0があります。
Ver2.0は従来Ver.に対して、広範囲の渋滞情報や迂回情報を得ることができるようになっています。
多くのインターチェンジで両方のVer.が利用可能ですが、2022年12月から一部のエリアではVer2.0しか利用できなくなってしまうことが決まっています。
そのため、従来Ver.の車載器を利用しているとETCレーンで止められてしまうので、Ver2.0の車載器を搭載していなければいけません。
徐々にVer.2.0の車載器のみ有効になっていくんだ。。
対処法
では、どうしたらよいのか? 対処法は、次の通りです。
これからETCを購入する方はVer2.0を選ぶ
2022年12月からVer2.0への切り替えが始まるので、これから車載器を購入する場合はVer2.0を購入するようにしましょう!
従来Ver.を購入してしまうと、すぐに車載器を取り換えないといけない事態になります。 時間とお金を無駄にしてしまうのでご注意ください!
Ver2.0へは早めの切り替えがおすすめ
2022年12月からVer2.0への切り替えが始まっているので、切り替えに乗り遅れないように早めに交換することをお勧めします!
Ver2.0への取り換えはお早めに!
私の体験談
私も今の車を購入する際、従来のVer.と2.0のどちらを購入するか判断に迫られました。車載器としてはVer2.0の方が値段が高かったのですが、数年後にまた買い替えなければならないことを考えると最初からVer2.0を買った方が良いと判断しました。
その結果、今の車を所有している間はETC車載器を取り換える心配が無いので、最初にVer2.0を購入して本当によかったと思っています。
最初にVer.2.0を買ってホントに良かったー!
コメント